介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

時の止まった1週間

少しでも明るい気分になれますように

先週末、夜中にやたら咳き込むダンナ。体温は37度8分だった。特に呼吸が苦しそうではないが横になってもすぐ咳き込み起き上がる。「救急車呼ぼうか?」というと嫌がるがなかなか寝付けそうにはない。どちらにしてもこのままでは明日の介護サービスに行くことはできない。その後体温は38度を行ったり来たり、自宅にあった抗原検査キットで検査しようと鼻に綿棒をいれようとするがすごい力で拒否される。なんとか入れて検査した結果、陰性だった。でも多分正しく検査されていない。考えていても仕方ないので救急車を呼ぶ。嫌がっていた旦那も観念した様子。こんな時期だがかなり早くきてくれた。熱は相変わらず38度前後、酸素濃度が92から95で安定しないので口から酸素吸入してもらい救急車へ乗る。すぐ近くの総合病院で受け入れてくれると思っていたがもし入院になったも発熱病棟がいっぱいのため直近でかかった人しか受け入れられないと断られる。脳梗塞でも脳出血でもお世話になった病院なのに無理なんだ・・・今の医療現場の実態を改めて知る。その後もう少し離れた総合病院で受け入れてくれるとのことで向う。私は初救急車でした。

病院に着くと救急隊の方から病院に引き継ぎされる。そっか救急車は片道なんだよね。そんな当たり前のことに気づく。検査するのでしばらくおまちくださいと言われ2時間以上。待合室で待つ。その後自宅から持ってきた車いすに移されたダンナがくるが検査結果は中間?だったので別の検査方法の結果をメールでお知らせします。とのことだった。今日は解熱剤を出すのでとりあえず自宅にお帰りください。まだ陽性が確定していないから公共交通機関も利用できます。と言われた。

朝の6時前。電車は動いているだろうけど。駅まで歩ける距離ではない。ダンナは寝ていた服装のままだし。私だって完全なる室内着。化粧もしていなければコンタクトもしていない。自分で鏡みるのも嫌な状況である。

重度の失語症の旦那の詳しい状況はわかりにくい。できれば入院して様子をみてほしかったが。38度台の発熱で酸素濃度が安定していたら特に問題なしといった感じだった。

その後、タクシーで帰宅。状態は変わらないが昨晩ほぼ寝ていないので熟睡しだした。

時々むせて起き上がるが昨晩よりは落ち着いた感じだ。

その後メールで結果が届く。陽性。覚悟はしていたけどこれからしばらくどうなるのか不安になる。だんだんと喉の痛みが強くなって水も受け付けなくなる。誰かに相談したくて療養サポート窓口に何百回と電話してやっとつながる。誰かと話せば落ち着くけど頑張って水分撮らせてくさい。とか病院に電話してくださいと言われる。そしてその2日後に私も発熱。「あーやっぱり」ワクチンの副作用でも発熱なかったのに・・・・

それから約1週間狭い団地の中で二人だけの生活は現在も継続中。おそらく軽症なのでしょうが本当に今までの生活に戻れるのか不安になる。続きはまた次回に・・・