介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

夜中に緊急事態?

職場で育てていたフウセンカズラ、ずっと手入れできなかったけど大丈夫だった

旦那のデイケアやデイサービス利用なども通常にもどりやれやれと思っていたある日の深夜。インターホンが鳴った。時計を見ると12時過ぎ、そろそろ深い睡眠に入るか?

という頃・・・「えっ夜中だよね何」旦那は隣りでちゃんと寝ている。眠い目をこすりながら出るとドアの前には消防士さんがいる。「実は下の階の方が具合が悪くて助けたいのですが鍵を開けられないのでこちらのベランダから降りられるか確認したいのです」

消防士さんを見た時点で火災でもあったかと思ってびっくりしたが、ここは13階、このベランダから降りるってどういうこと?とにかく消防士さんには部屋に入ってもらい、ベランダの状況を確認する。その後無線でやりとりして、ロープやはしごをうちのベランダに運んでいく。下にどんな方が住んでいらっしゃるのか全く知らないが、ここの団地は高齢の方の一人暮らしも多いので多分そうなのかもしれない。詳しい事情はわからないが鍵はかかっていて中で具合が悪くなったようだ。片隣りの部屋からはベランダの板を突き破っていけるはずだが、多分お留守だったのだろう。消防の方と警察の方で検討した結果が上から降りる?ということだったのかな。30分以上玄関とベランダの間で色々と作業していたがその後、下の階の方の友人が鍵を預かっていてその方がすぐに来てくれるということでどうにかなったようだった。消防の方は何度もこんな時間に申し訳ありませんと言いながら片付けして戻っていった。いくら訓練している消防士さんでも13階のベランダから降りることなくて良かった。と思い布団に入ったがなんかすごい出来事でしばらく眠れなかった。

旦那はというとその間もトイレに行きその後ベッドに戻り眠る。すぐそばで消防士さんが作業しているのに・・・・いやすごいマイペース。

少し前には具合が悪くて夜中に救急車を呼んでしまったがこんなに短い間に緊急事態?ばかり起きるとは・・・

自分で救急車を呼んだ場合よほどでない限り着替えをするぐらいに時間はある。今回のように突然何かあった場合着替えをする時間もない。私はとりあえず外に出ても問題のないように?夏はTシャツに短めのパンツ、冬はトレーナーにスウェットが定番である。誰もこんなおばちゃんがどんな格好をしていようと気にしないだろうが、変な恰好でなくて良かったと思ってしまった。

そしてもし私になにかあった時に旦那は人を呼ぶことができるのか、鍵はどうするのか

考えておかなくていけないと思った。

真夏の夜の出来事でした。