介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

言葉は時に厳しく、時に嬉しく

散歩途中でフヨウの花が綺麗に咲いていました



以前、書きましたが障害者手帳の言語機能の部分のみ今年が再認定だったのて以前入院していたリハビリ病院に行き、書類を書いてもらいました。わかってはいたけど、その書類には重度の失語症、3年前とさほど変わらない状態。みたいな事が記入されていました。確かに重度の失語症です。コミュニケーションは身振り手振りが多いし、相手の言っている事は理解できるけど、自分の言いたい事を言葉にする事はかなり難しいし、YES、NOの首振りも曖昧だったりする。それは十分わかっているけど、3年前と比べたら全然違うんです。それは本人の努力もあるし周囲の理解や環境もあったからです。でも医学的にみたらさほど変化はないのでしょうね。わかってはいても言葉で文で示されるとちょっと落ち込みます…担当のSTさんも、受けられるサービス刃受ければいいんだから…と言ってくれてますが、この書類を書いてもらうために仕事を休み、ダンナもデイケアを休み、タクシーで病院に2回行き、書類をもらいに早退して…その書類は1万円以上。ちょっとどうなの?と思ってしまった。お金もだけど、時間って大切、ダンナも休んだ日はリハビリできなかったし、デイケアを休んだ事で自宅入浴になり、正直、私の負担も増えた。介護や障害の手続きがもっと効率良くできることを節に願います。

言葉とは残酷な時もおりますが、言葉を失った者やその周りの者にとって、言葉を発するという事がとても嬉しいことでもあります。それが

「バーカ」とか「イッテー」とかどうでもいい言葉でも…

今はまだ普通に会話する事は難しいけどいつかまた会話できる事、ダンナも私も諦めていないよ。

今日は散歩の途中で急に雨が降ってきました。いつもより遠回りしていたのですがそのおかげ?で雨宿りできる場所があり、避難。お天気アプリで確認したら20分ほどで止むとのことで待っていたら本当に止んだ。その後無事に帰宅できました。

不安定な気候が続いています。気候も社会も穏やかになってほしいです。