介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

優しさと甘えと自分らしさ

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ひまわり見るとなんとなく元気になれます

先日まで利用していた

自費の訪問リハのPTさんが

甘えちゃいけない。

奥さんも甘やかしちゃいけない。

と言われました。

今の旦那は頑張れば

できそうなことでも

すぐに私にやらせます。

 

先日、次女が

困ったと言って来た時も

ついつい助けてしまいました。

長女に

それは、子どもを守っているように

見えて自分を守ってるんじゃない

と言われ、

ハッとしました。

確かに

自分の子にはこうであってほしい。

と言う思いが自分の中にあって

子どもを助けているように見えて

いい親としての

自分を守っているのだと思う。

旦那に対しても

障害のある旦那に

色々やってあげる事で

優しい良い奥さんと

しての自分を守って

いるのかもしれない。

 

昔から人に頼られると

ついつい、自分は少し大変でも

どうにかしてしまう。

これは一見

優しそうに思えて

その人をダメに

することもある。

 

そうなんだよね。

優しさとは

時に厳しく

影でそっと見守ったり

することも大事。

わかっていても

助けを求められると

ついつい

手をだしてしまう。

それは手助けをしないと

嫌われるのではとか

冷たい人と思われないかとか

自分への評価も気にしているのだ。

 

もちろんその場で

そこまで考えて行動しているわけでないが

結果的には

そういうことになっていると思う。

でも

助けを断ることは

私にとってはドキドキするほど

大変な時もある。

それは助けることで

いつか自分も助けてもらえるのでは

と思い、そうしないと

自分は誰にも助けてもらえないのでは

と錯覚?しているからかもしれない。

 

本当の優しさとは

どういうものなのか。

それはその場面によって違うので

答えはないと思うけど

優しいという言葉は

色々な奥深さを

もっていると感じた。

 

先日、朝ドラの中で

「○○さん、人のためっていっているけど

それって結局自分のためだよね」

と言ったセリフがあった。

なんか長女の言葉といい

自分に言われているようで

考えてしまった。

 

そうは思っても

いきなり旦那に

「自分でやって」

を連発すると

旦那もイライラ

私もイライラ

あー難しい。

私だって

誰かに優しくされたいし

甘えたいと

思うことはある。

 

自分ひとりの人生なら

家族、友人もいない人生なら

難しいことは考えなくても

いいのかもしれない。

でもそうでないし、

私は家族も友人もいない人生は

考えられない。

だから自分らしく生きるためには

周りを含め

優しくしたり

されたりしながら

生きていければ最高なのかもしれない。

先のことを考えると

希望もあるけど不安もいっぱい。

 

最近読んだ雑誌のコラムに

『将来のことが考えられないなら

今日の平穏を祈る』

という生物学、最首悟さんの

文がとても心に響きました。

今日があるから明日もある。

とりあえず今日と言う日が

平穏でありますように・・・

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散歩の途中暑すぎて日陰で炭酸飲料飲みました