介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

在宅勤務は休日ではないのです・・・

新型コロナウイルによる緊急事態宣言

普通に考えると在宅勤務などありえぬ

私の職場も職場の過密を避けるために週に何度かは在宅勤務になった。

もちろん今はそうなって当然である。

が、外出好き、

じっとしていられない私にとって

在宅勤務は楽ではない・・・

それ以上に困るのが

私が家にいると介護サービスを

休もうとする主人。

最初は時差出勤と

嘘をついて納得させたが、

なかなかうまくごまかせなくなり

在宅勤務がばれて?しまった。

 

主人の場合、トイレや食事は自立しているので

介護といってもそれほど大変でないかも・・・

と最初のうちは自分でも思っていた。

 

しかし私がいるとやればできることまで

やらなくなる「甘え」がでてくる。

几帳面な性格の主人は

布団の端が折れてるとか

小さなゴミが落ちてるとか

やたら指摘するが

私がいなければ全部自分でできることだ。

・・・

だいたい私はそんな細かいこと

気にならないけどさ・・・

 

最初は自分でやっていたスマホの充電や

歯ブラシに歯磨き粉をつける作業も

最近は私にやってほしいと指示する。

 

その反面、大好きなお風呂に入る時は

急いで洋服を脱ぎだしたりする。

先日はお風呂に入る際に

麻痺側の足首を少し痛めてしまった。

年齢的にまだ動きが早いのに

気の向かないことはやらない?

もともと辛いことは避けて

なんとか楽にならないかと

ずるがしこい?ことを考えるのが

得意?な

人である。

仕事をしていた時はそれでいいが

今は違う。

とにかくのんびり過ごしたいという

退院時の希望もわかるが、

まだまだ頑張れる余力があるのに

それを発揮していないような

気がして仕方ない。

でも主人は主人で

今までよりずっと頑張ってるのに

女房は優しくないな?

などと思っているのだろう。

仕事はしっかりやっていたが

それ以外は本当にのんびりと

過ごしていたからな…

 

こんな状況の中

主人の両親も体調がおもわしくない。

本当ならそろそろ実家に入って

両親の面倒をみたいというのが

主人の希望であったが

それどころではなくなった。

なんといっても

今一番要介護度が高いのが主人だから・・・

でも障害があるとはいえ年齢的に

まだまだ体力がある。 

 

認知症気味の義母の面倒を義父がみていたが

義父が体調を崩したため義母は

何ヵ所かの施設でショートステイを

しているらしい。

主人は早く義母に会いたいらしいが

今、施設での面会はできないし、

義母がいつ戻ってくるかもわからない。

主人には

「お母さんに会いたければ

あなたがもっとしっかりして安心させて」

と言っている。

リハビリに今一歩、欲のない主人にとって

一番の目標は両親を少しでも安心させてあげられる

ことだと思っている。

 

話しは少し脱線しましたが

在宅勤務で、私がいることが

わかるとちょっと自分も休もうかな?

と思うことがありそうな主人。

先日も夜中にトイレに間に合わず

そのあと、おなかの調子が悪いとアピール。

もともと、おなかの緩い主人は

時々、夜中トイレに間に合わないことがある。

それは動きが昔のように素早くできないからだ。

たまにではあるが、そのたびに私は

イライラ・・・・

わざとでないことも知っているが

夜中に主人の〇〇〇の世話をするとは

まだまだ思っていなかった。

介護の世界では当たり前のことだが

やはり家族となると割り切っても

考えられない。

と夜中にそんなことがあったあとに

デイケアにいくのを渋ってきたが

熱も平熱、食欲あり

顔色良し!

私は気づいた。

これはただ行きたくないだけだな?

と思い、

「休んでもお風呂入れてあげないよ」

と意地悪なことを行ったら

とたんに行くような仕草になった。

見送る時、少し不安な気持ちもあったが

いつもと同じに元気に帰ってきた。

 

在宅勤務で私が家にいると主人も休日気分に

なってしまうようだが

在宅勤務です。

ちゃんと資料作ってます。

一緒に家にいると私に甘えるのか

依存するのか、できることも

やらなくなるから、

介護サービス行ってくださいね。

 

でも在宅勤務ができ、

介護サービスが利用できている我が家は

本当に恵まれています。

 

仕事に行きたくても休業している仕事。

介護サービスに行きたくても

サービスの縮小や休業しているところもある。

正直、介護サービスについても

毎日、何か連絡があるのではと

ひやひやしている。

でも命を守らなくてはならない。

いろいろなことを我慢しなくては

いけないことは当たり前だが、

それが赤ちゃんからお年寄りまで

全人類だから大変である。

それでなくてもストレス社会。

コロナからもストレスからも

身を守らなくてはいけない。

春生まれの私は

今の季節が大好きです。

在宅勤務の日はカーテンも開けて

(高層階なので・・・)

空を見ながらパソコンひらいています。

早く通常勤務になりますように・・・

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ベランダに花を飾ってみました!