介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

リハビリセンターの見学

関東も梅雨入りしました。最近はつゆ草もあまりみない感じがします

先日、障害者支援施設であるリハビリテーションセンターの見学に行ってきました。中途障害のグループの担当者から「行ってみれば?やってみれば?」と何回言われても首を縦に振らない。本人のやる気が一番大事ではあるがこのままこの生活を続けていくことに私の方が不安を感じて仕方ない。どうしてもできないならば仕方ないが旦那はとにかく安心安全、そして楽(らく)を選ぶタイプ。それはそうだけど苦あれば楽あり

まだ体力がある今、もう少しできることを増やしてもらいたい。私一人の自宅介護には限界がある。そして本人はまだまだ施設には入りたくないと訴える。それならば「今でしょ」(笑)。とりあえずは見学しようということになりやっと行くことができました。なかなか行けなかった理由の一つは遠いこと。車で30分以上。電車も乗り継ぎあるし駅からは徒歩か送迎バス。車いすを押していくのはなかなかハードです。困っていたらハンデキャブという車いすユーザーが利用できるシステムがあると教えてくれました。車いすのまま車に乗り目的地まで送迎してくれるという嬉しいシステムです。登録したり、事前に利用申し込みしたりと多少の手間はありますが、なんと1時間400円で市内ならほぼどこでも利用できる。もっと早く知りたかった・・・・

さて施設に着いて障害者が利用できるプールやボーリング場も見学。体育館では多くの車いすの方もレクレーションしていました。その後、入所者のいる施設も見学。病院とは違う雰囲気で本がいっぱいあったりパソコンルームがあったり、当日のプログラムも見学。この日はトイレ掃除と浴槽掃除をどうやるか?こうして、ではなくどうやったらやりやすい。こんな方法もあるね。といった感じで確かに身体リハビリというより生活リハビリだな。と思いました。建物が少々古いこともあり本人は「えっ」と言う感じもありました。が「やってみよう」という気持ちも少しでてきたようでした。ここを利用するには色々な準備が必要です。とりあえず来月にリハビリ科の先生に受信することにしました。本人のやる気が一番とはいっても周りからの後押しも大事。

どうか前進できますように・・・・

そしてこの日も2時間の外出時間にトイレ3回。なにか具合悪いのかと思ったらとにかく多目的トイレを見ると「行かなくては」と思ってしまうらしい。それならばトイレをスムーズにいけるリハビリだけでもいいから・・・と思ってしまいました。