介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

新しい装具が完成したけれど・・・

桜が散り早くもツツジが見ごろです

旦那は麻痺足に装具を使用しています。入院中、最初に足の付け根までの長下肢装具を作ろましたが、すぐにひざ下までの短下肢になりました。その時作ったものは金属製のものでしたが、退院するころのプラスチック製の短下肢を作り、その後ずっとその装具を使用していました。長年使っていたのでベルトなどでの劣化もかなりでてきました。最初は健康保険で作成、そのあとのプラスチックの装具は自費で作成しました。(短期間だと保険が使用できなかったので)今回は障害者手帳での申請。多分1割負担ぐらいで作成できるのでとても助かります。

作成するにあたり役所へ申請。その後市の福祉機器施設に出向き計測などをして先週、無事に新しい装具が完成しました。作成する施設までちょっと遠くて大変だったけど昨年、ほとんど無駄にしてしまったタクシー券を利用しました。私の運転だと色々と文句をいうので少し長い距離だととても疲れます。それに車への乗り降り、車いすをしまう。全部私がやることになります。タクシーだとドライバーさんが車いすをトランクへしまってくれるのでわたしの負担もだいぶ減ります。介護タクシーが一番楽ですが予約するのも大変だし金額も高い。なんとか普通のタクシーに乗れる状態などで今は普通のタクシーをよく利用しています。

さあ、新しい装具も完成。いっぱいリハビリして歩ける距離を増やせるようにしよう!とわたしは意気込んでいたのですが、その装具をつけて最初にでかけた昨日。デイサービスの方が、「今日は足が痛いといってほぼ1日車いすでした」と帰りに一言。

私はブチ切れです。新しい装具なんだから多少痛いのは仕方ないでしょ・・・慣れるために少しでも多く歩いてほしいのに初日からこれでは先が思いやられる・リハビリ病院に入院している時は1日にたっぷりあったリハビリ時間も介護では本当にわずか。そのわずかな時間もやらないのではよくなるわけがない。でも介護現場は安全第一。本人が痛いと訴えれば無理やりやらせることはできない。この先どうするか?来週はまた障害福祉の方とも面談です。多くの方が色々なサービスや支援のことを教えてくれます。でも結局は本人の気持ちです。さあどうする旦那様。

名前がわかりませんが鳥たちも暖かくて気持ちよさそうでした