介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

自立への道は険しい

最近は同じような内容になっていることが多いですが今週の私の思いとして投稿させてもらいます。

今、ほとんどの日に介護サービスを利用している旦那ですが週に1日は中途障害者のための施設を利用しています。介護サービスと違い年齢層も若く、何かをやってもらうのではなく自分たちでやること、自立が目当てです。当然送迎のサービスもありませんが旦那は一人での外出が困難なため障害者サービスの移動支援を利用しています。往復ヘルパーさんが片道約20分車いすを押してくれています。施設にいる間はに真面目に作業にとりくみ、日直などの当番もやっているようです。最近そこの支援員さんから障害者支援施設のことを聞き、先月私がそこのコーディネーターさんと面談しました。がやはり本人とも面談してみないと・・・ということで先日、コーディネーターさん、支援員、ケアマネさん、私、そして本人の旦那で面談をしました。作業が終わった後ということもあり最初から本人はお疲れモード、しかも女性4人に「こういう施設がある」「やればできる」「何がやりたい」と立て続けに質問されたので仕方ないのかもしれませんがずっと下向いて時々頷くような態度。倒れてから5年経って今ののんびりした生活に慣れてきた旦那にとってなんでまた、なのかもしれません。でも「もっとできること増やしたい?」と聞くといつも必ず大きく頷きます。どこでそのスイッチを上手くいれられるか・・・

結局、この日の面談では施設に入所にてのリハビリは難しそうだから自宅でできることからやりましょう。で終わりました。帰宅してから本人に「もしかしてみんなにいじめられたと思っている?」と聞くと頷いていました。「みんな、あなたならできると思っているから言ってるんだよ」と言っても「でも・・・」といって様子でした。

私はは趣味も色々あるし、仕事もあるし介護疲れとは無縁と思っていました。でも積み重なった疲れはでてきます。介護者のエゴかもしれないけどここで本人にももう少し変わってもらいたい。そのチャンスがあるから。なかなか理解してもらうのも難しいようなので今度その施設を1度見学してみることにしました。

何かが得られるといいな。

桜は終わりましたが地面には多くの春の花が咲いています