介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

当たり前が当たり前じゃなくなる日々

水曜日、デイから帰ってきた旦那の右足を見て、思わず声が出ました。
麻痺している右足が、びっくりするほど浮腫んでいたのです。

「え、こんなに?」
本人はあまり気にしていない様子。でも、これは見過ごせないなと思い、すぐにケアマネさんと施設のスタッフさんに相談しました。
どうやら最近、あまり歩いていないとのこと。

「少しでもいいので、歩く機会を増やしてもらえませんか?」
そうお願いして数日後、土曜日に
「今日は5メートル歩きましたよ」とスタッフさん。

…すごい。
すごいんだけど、正直な気持ちを言うと
「前は、それくらい当たり前だったよね」とも思ってしまう。

できていたことが、できなくなる。
でも、できなかったことが、また少しできるようになる。
この繰り返しが、介護の日常なのかもしれません。

「もっと頑張ってよ」

「いや頑張っているんだ、無理するな?
そんな矛盾した言葉を、今日も心の中でつぶやいています。

そんな旦那は、今週は無事に63歳の誕生日を迎えました。
毎年恒例(?)の垂れ幕もちゃんと飾って、ささやかにお祝い。

毎年誕生日の朝に気が付くように前日の夜に貼ります(笑)



せっかく買ってきたケーキは、持ち帰る途中で事件発生。
箱の中で見事に崩れ、半円ケーキになっていました。
まあ、これも我が家らしい(笑)。

崩れてしまいましたが本人もハッピーバースデーを歌ってました

今日は天気も良く、私はZUMBAの発表会へ
会場には「旦那さんが見に来てるよ〜」というメンバーも多かったけれど、
我が家の旦那は「興味なし!」ということで、自宅でお留守番。

歩ける距離も、できることも、昔とは違う。
でも、誕生日を迎えられたこと、
半分になったケーキでも一緒に笑えたこと、
それだけで、今日は十分。

当たり前が当たり前じゃなくなる日々。
それでも、小さな「できた」を積み重ねながら、
我が家は今日も通常運転?

旦那が倒れてから7年が経ち、8年目に入りました。

こうして今も自宅で晩酌できることはある意味すごいことかな?と感じています。