少し前の雪の日、救急車を呼んだご近所のご夫婦が、わざわざお菓子を持ってご挨拶に来てくださいました。

「まだ検査は少し残っているけれど、とりあえず安定しています。あの時は本当に助かりました」
そう言って何度も頭を下げられて、なんだかこちらの方がじんわり温かい気持ちになりました。
年齢はちょうど私の両親と同じくらい。
自分の親はもういないし、義理の両親のことは義妹に任せきり。
だからこそ、どこかで「親世代」とつながれたような気がして、少し嬉しかったのです。
今連休と有給では実家方面に来ています。
でも、実家は“近くて遠い場所”。
そこに親が住んでいたからこそ実家だったのだと、今は痛いほど感じます。
相続の手続きも少しずつ進み、そのうちここへ来る理由もなくなるのかもしれません。
娘たちにも娘たちの暮らしがあり、無理に合わせるのも違う。
気を遣わずに会える関係って、案外むずかしいものですね。
歳を重ねるごとに、それぞれの居場所は少しずつ変わっていく。
でもそれは、さみしいことばかりじゃない。
旦那をショートステイにお願いした時は、
今度は私が自分の居場所を探しに、プチ旅行でもしてみようかな。
そんな小さな楽しみを持ちながら、
変わっていく日々を受け入れていこうと思います。