介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

家族と支援者

近所の高校の文化祭の後夜祭で花火が上がりました!

暑さ、寒さも彼岸まで・・・でもまだ暑いです。今日は失語症意思疎通支援者の講習会でした。自宅に失語症の旦那を留守番させて外出、帰宅したらエアコンのスイッチ切っていて室内暑くてビックリ。講習会の間に旦那に何かあったら大変です。

さてこの講習会も3回目、今日は買い物、病院、施設利用など実際の支援を想定した講習会でした。旦那が失語症だから失語症の人のことは他の人よりわかる?なんて絶対にないな・・・とつくづく感じました。ついつい自分は日々、失語症の旦那と生活しているし・・・などと失語症への理解があるつもりになっていました。でもそれはあくまでも家族として旦那への理解であることに気づきました。まあ旦那のこともどのくらいわかっているかと言われたら答えには困りますが・・・

今日もあくまでも支援者は影?の存在。主役は失語症の方ご本人です。何か聞かれてもまず本人ができるか確認してから・・・とそう支援者はそうなんです。でも家族だと、とにかく周りのことも気にしてしまい。なんでもしてまう。我が家の場合、旦那もわたしがいれば基本なんでもわたしにやらせる。でもそうさせたのはわたしなのかな・・・と反省。失語症意思疎通支援者の実習先として失語症サロンのようなところが多い。旦那もリハビリ病院を退院した後に見学に行ったことがある。が旦那が重度の失語症なので自分で自分の思いを言葉で発表することは難しい。見学に行った先ではひとりひとりが最近の出来事について発表していたが自分にはできないとすぐに飽きて席を外してしまいました。結局その後に旦那がそのような集まりに参加さることはありませんでした。

今日も担当のSTさんと話をしていて「そういう方にこそもっと参加してほしいのですけどね・・・」と言われました。家族としては何とも複雑な思いです。社会参加はもっとしてほしいけれど、本人が嫌がることはさせたくないし、周りにも迷惑かかるとつい思ってしまう。結局は本人の強い意思があればいいのだけれど、我が家の場合、旦那は「辛いことはしたくない。なるべく楽して生活したい」辛いかどうかは人それぞれです。でもね家族としてはもっと自分だけでないか行動してほしい。今更なのでしょうか?

講習を受ける度に家族としての思いと交差して少し複雑になります。でも旦那と比べずに支援者を必要とする人を助けられるようになりたいです。

昨日は新しいアートに挑戦?

初、テクスチャーアート、テーマは荒波?

パステルのワークショップでお世話になっているHIROさんの企画で画材やさんのホルベイン東京営業所で好きな画材を使えるという贅沢な企画に参加しました。

正直、パステルぐらいか使ったことがないわたし。この日は全員がテクスチャーアートに興味を示し、チャレンジ!「えっ、何?テクスチャー?」とその意味もよくわからずにスタート。粘土のような画材をナイフのなどで立体感をだしたものですがわたしは全然立体感が出せず・・・それでも左官屋さんのような作業は楽しくできました。次回はもっとすごいことやりたい(笑)

元々絵を描くのも工作も大嫌いだったわたしが何をしているのでしょう(笑)

でも学校でもないし、楽しめばいいのです。みんなで一緒にやっていると楽しいです。でも自分にはやっぱり絵心ないな?と落ち込むことも多々あります。でも自宅に帰って自分の作品だけみていると愛おしくなります。

それでいいと思います。人と比べてしまうことも事実。でも一人でなくみんなでやると楽しくリラックスできることも事実。そして自分だけの作品を作り達成感を感じることも大切。この先もそんな時間を増やせたらいいいなと思いました。

そしてできればその輪をどう広げられるかをこの先考えていきたいです。