介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

家族の変化と未来への決断

母が施設に入所して半年近く経ちました。もう半年なのかまだ半年なのか、はっきりわかることは1年前とは全く違う状況であることです。

1年前の母は自分で家事をこなし普通に食事をしていました。たしかこの頃はエアコンを買い替えたいからと近くのホームセンターに付き添っていった記憶があります。

その少し前は家を売ってマンションに住みたいと言っていたような記憶もあります。

この1年であまりにも色々なことがあり状況もコロコロと変わりました。

わたしは今後のことを考えて実家を売りたいと先月あたりから行動を始めました。本来なら住んでいる弟がやるべきだと思いますが、全然動いてくれません。仕事ばかりです。住んでもいないわたしが動くのは違うかもしれませんが、家族として親子として今後のことを考えて早めに行動したいのです。

姉弟はこの何年もちゃんとした話などしていなかったけれどこういう日もくるので兄弟、家族で将来のことを話しておくことは大事だなと思いました。

最近の殿(旦那)は言語のリハビリの成果がとてもよく、話す言語が増えました。挨拶もだいぶできるようになりました。

その反面、歩行についてはちょっと不安に思っていました。立ち上がりなども以前より時間がかかる気がしていました。

先日、デイサービスでの機能訓練の報告書でもやはりそこを指摘されていました。

「日常生活に変わりはないが歩行スピードが低下しているし体力も落ちている」と書かれていました。

「やっぱり」専門家にそういわれると家族としてはとても不安になるのですが本人は苦笑いのみ・・・

思えば母にもリハビリを勧めたけどやってくれなかった。

自分は定期的に体を動かしています。だから大丈夫だとも思っていません。

でもどこかが動かなくなったり痛くなった時にリハビリしないでやっぱり治らなかったのとリハビリしたけど治らなかったのは違うと思います。

やっても無駄ではなくて、とにかくやってみよう。と思ってほしい。

自分がその立場になったらどうなのかは正直わからないけれど、この思いは持ちつ続けたい。

今日は午前中、殿のいやいや帽子を被り散歩にいきました。

かもの親子に癒されました