介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

変わるということ

僕は変わらないよ。

とか俺はずっとこのままだよ

とか昔のドラマだとありがちなセリフ。

変わるという言葉はいい意味にも

悪い意味にも置き換えられる。

三つ子の魂100まで

という諺もあるが

人の性格を変えることは

難しいかもしれないけど

そもそもどんな性格がよくて

どんな性格が悪いのか

人によって感じ方はそれぞれだし

法律で性格の良し悪しが決められているわけではない。

人を好きになる時に

付き合う時に

結婚する時に

その相手がその後どんなに変わるかなんて

想像することはなかなかない。

リアルタイムの相手のことはわかっても

その後どうなるかなんて

誰にもわからない。

その相手が変わった時に

自分がどう思うか。

反対に自分が変わった時に

相手がどう思うか。

難しいけどそこをどう乗り切るかが

人生の分岐点?

なのかなとも思う。

 

苦い?思い出で言えば前夫は真面目であったが

バブル崩壊後の職種変更、転勤で

自分を追い込んでしまったのか

それまで家族思いだったのに

仕事が大変で家族のことが重くなった

と言われ、超子煩悩だったのに

別れることとなった・・・

その時に「人は変わるから」

と言われたことは20年近く経った今でも

忘れていない。

今の夫は

「俺は変わらない」

が口癖?で

若い頃から好きだったお店に

ずっと通い。

その他のことでも自分の考えを

貫くタイプ。

だからとわけではないが

病気になって倒れても

中学、高校、大学、社会人時代の

友人、知人がお見舞いに来てくれたり

励ましてくれたり

本当にありがたい限りです。

 

ただ必要以上に労力使ったり

体力使ったりして

汗水垂らして根性で

何かをやるのは嫌?だというタイプ?

まあ、毎日往復5時間近くの通勤時間を

かけていたらそれ以外が楽したい

と思っても仕方ないのかも?しれないけど・・・

元気な時でも

歩いて数分のところでも

必ず車で行くタイプの人でした。

 

そのためか?リハビリに対しても

いまひとつ積極性がないように感じてしまいました。

器用なので車いすの操縦が上手いのも

災い?して

とにかく車いすオンリー

車いす左足のみ操縦なのに

小回りも上手い。

だけど折角リハビリ病院で

歩行訓練してきたのに

全然歩こうとしない・・・・

 

今もデイケアで30分ほどの訓練が受けて

いるが、そこまで歩くことに積極的では

ないらしい・・・・

 

自分でいうのもなんだが

自分はどちらかというと穏やかで

優しいタイプ(だった)?

でもこのまま優しいだけでは

旦那は歩くことにも前向きにならない。

そんなの嫌だー

と心を鬼?にして

「このままだと嫌だ

歩く努力をしないのなら別れて家出するぞ」

と脅し(笑)

旦那に伝えました。

最初は苦笑いだった旦那も少しずつ

理解してくれたのか

散歩の途中で歩行の練習をしてくれる

ようになりました。

まだほんの少しですけど

根性とか練習とか

嫌いだった旦那が少しずつ変わって

努力してくれ、その結果につながれば

嬉しいです。

私も旦那も

出会ったころから見れば

状況も変わり、

考え方も変わってきていると思います。

これから先、変わった自分たちが

どう進んでいけるか・・・

それはまだ全然わかりません。

が進むだけです。

 

そろそろイチョウが色づいてきました。

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自分時間の土曜日は伝筆講座に行き

旦那に向けた言葉のプレゼントを作成しました!

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旦那のリハビリ記録用ブログはこちら

 

殿のリハビリブログ(復活を信じてる)