介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

家族関係と尊厳と運命

朝晩はめっきり涼しくなり

暑がりの私もひんやりシーツで

寝るのが寒くなり

昨晩、シーツを交換しました。

冬が近づいてくると旦那の体が

余計と心配になります。

暑さ、寒さもわかりにくくなっていし、

尚且つ、失語症で上手く伝えられない。

夏場も「暑い?」と聞くと

首を横に振っていたのに

汗だくだったり…

寒いと血液の循環が悪くなるので

より一層注意したいです。

 

さて、先日少し愚痴りましたが、

旦那の親族より、今後の事について

色々確認したいとの事で書面をもらいました。

旦那がまだ若い(50代)なのでこの先の人生が

長い(はず?)

子供たちも結婚適齢期なので今後の人生設計

をするのに旦那の経済状況や

私が病気になったり先に死んだ時に

どうするかを書いてほしいと

いうものでした。

子供たちが直接旦那のところに来て

今後の事を話すのはわかります。

子供と言ってもいい大人です。

それをなぜ、子供たちから直接言わないのか、

そして、旦那に直接話しをしないのか・・・

確かに旦那は失語症でまだまだ上手く

話せません。

でも、文を読んで理解する事はできます。

提出してほしいと言われた

用紙を旦那に見せたら

怒っていました。

経済状況を知っておくのはある意味

大事ですが、入院中も

退院してからも会いにこないのに

経済状況だけ教えてほしいは

寂しいのでしょう。

用紙をもらった時に私は

書いてだそうと思ってしまいました。

でもよく考えたら旦那の資産に

ついて本人の承諾がないのに

提出するわけにはいきません。 

私が死んだりした後に

どうするかは私が決めるのでは

なくて子供たちで相談してほしいです。

 

初任者研修や福祉用具の講習で

尊厳という言葉が何回も

でてきました。

障害者であっても高齢者であっても

その人らしく生きていくことは

選べるはずです。

お金がなければできない事も

いっぱいあるし、

働く事ができなくなったら

どうやって生活するかも

とっても大事です。

だからこそ、

しっかりと話し合わないといけない

のでは?

私たちのように、熟年になってからの

再婚は子育ての心配は少ないものの

それぞれの老後や、親の面倒など

難しい問題もあります。

旦那は親の面倒をみたいと言っていた矢先に

自分が倒れてしまいました。

今から旦那にできる親孝行はこれ以上

心配かけずに生きていくことだと思います。

旦那と子供たちの関係はすごくいいとは

言えないと思います。

でもごくごく普通の親子だと思っていました。

まあ、母親を早くに亡くしたので少し厳しかったのと普段偉そうなのに酒を飲むと

だらしなくなる事は私も認めます。

でも男手ひとつで子供たちを成人させたのに

いざ、障害者となったら会いに来ない。

寂しいです。

子供たちや親族は旦那のだらしないところや

潔癖すぎることばかり言うけど

私の知って旦那は酒飲むとだらしないけど、

人情のある優しい人です。

先日、旦那の友達と会った時にも

なんか奥さん(私)と出会ったのも

運命かも?

みたいな事を言われました。

確かに再婚してたった1年半で旦那が障害者になった私はついてない女と

みられても仕方ないのかもしれません。

でも障害者になったから二人でも生活を

過ごす事ができた。

もし、再婚していなくて

同じ時期に倒れていたら旦那は

どうなっていたのか?

それを考えるとこれはこの上ない?

運命で神様が今の旦那を、救うために?

私と出会わせたのかもしれません。

私の友人に「今でも旦那に愛情ある?」

と聞かれました。

今は私がいないととこの人は困る

という義務感?のような気持ちが強いですが

これもひとつの愛情のかたち

だと思っています。

ちょっと乙女チックにまとめてみました。

 

今日は「障害者年金の手続きを、するために

ちょっと遠いけど知り合いのいる

年金事務所まできました。

お洒落な街なのでブラブラしようと早めに来たけど落ち着かなないので

温かいものを飲んで時間潰しました。

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大人のビターキャラメルラテ?

だったと思います。

1カ月以上待って書いてもらった

診断書に色々と記入漏れがありました(泣)

障害者年金の道のりも長い…