介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

本当に走った?12月

なんとか正月仕様にしめ縄はできなかった・・・

12月、師走・・・本当に走り回りました。初日の1日は楽しくお餅つきあと30日で今年も終わりなんて思っていたらその後は怒涛のような日々、翌週の8日に母の具合が悪いと連絡あり失語症意思疎通支援の講習は急遽お休みして実家に行く。母は物も食べられず「手足が痺れて感覚ないからきっとこのまま死ぬと思うから」と今後の話しを始める。しかし食べられず動けずではあまりにも心配なので救急車を呼ぶ。その場で入院と言われ今日までそのまま入院しています。手足の感覚がない原因はたぶん頸椎の神経の異常のせいではないかということですが年齢的にも決定的なものはなく手術するにもかなりのリスクがあるということでした。母が入院したのはわたしの記憶にないのでたぶん50年いや60年以上入院などしたことがない母は手足の麻痺に加えて精神的にもまいっているようでとにかく食事を摂ってくれません。点滴はしているものの日に日に痩せていきます。このままではそんなに長くはもたないと言われたようですがこのまま病院にもいられません。選択肢としては療養型の病院に移るか施設に行くか。母はもう地獄みたいな日々だし早く楽にしてくれといいますが地獄からは出してあげたい。今の母の状態で受け入れ可能な施設は県内でも3か所しかないと言われました。

その中の一つが私も検索していて気になっていたところ、すぐに見学に行くと施設長さんもとても素敵な方で建物の中もスタッフさんも明るい。正直お金はかかるけどここに入れてあげたいとすごく思いました。

母は自分の老後について施設に入所するなんて全然考えていなかったし、そんなにお金を使うなというかもしれません。お金を使わないならば病院の方がまだかかりません。でも面会も制限され、外の景色もほぼ見られず、好きなものも食べられない。

母は頭はしっかりしていてテレビも新聞もみていないのに今でも今日が何日で何曜日もしっかりわかっています。もし意識もなく何もわからない状態だったらまた違う選択肢になったかもしれません。でも今暗い病室でただ時間が流れるのを待っている母を思うと早く違う環境にいかせてあげたいと思っています。どちらがいいということはありません。母は「こんな婆さん小屋にでも突っ込んで」と言われました。それを聞いた娘(孫)は「じゃ施設に突っ込んだほうがいいよ」と・・・

今月は病院の面会や施設の相談なので実家方面に度々出かけました。

そんな中27日の朝早く電話が鳴りドキッとすると相手は長女「眩暈と耳鳴りと吐き気がひどくて今救急車を呼んだ」えー・・・

一人暮らしのため病院が決まったらきてほしいとのことでしたがその後症状が安定してきたので家に戻り近くの病院を受診してくださいとのことでした。

とりあえず仕事は休んで急遽、長女のアパートへ行く。着いた時にはだいぶ落ち着いていたがやはり病院に行った方がいいよねということだったが年末でインフルエンザが猛威の今どこも受け付けてもらえない。ネット予約も秒殺。症状からメニエールが疑われるから耳鼻科に行きたかったのですがやっと受け付けてくれた病院の先生は??みたいな感じだったらしい。とりあえず眩暈に効く薬はもらえたようだ。

こんなバタバタな12月、それでなくても今月は有難いことにパステルのワークショップも4回お願いされていたので開催できるか不安でしたがなんとか全部開催できました。

大人も子供も力作ばかり

自分が学ぶ方の講習はほぼすべて欠席となってしまいましたがまた来年新たな気持ちで進めていきたいです。

筆文字の課題もずっとできていなかったのでなんとか今年中に1枚ずつでもと思いほぼ一発勝負で描きました。これもいい勉強になりました。

バタバタな年末、年始もバタバタだと思いますが今年も多くの人と関わり、めぐり逢い色々な経験できました。

来年もよろしくお願いします。

あっ今回は旦那の話が全然なかった(笑)少し不機嫌だけど元気です。

一発勝負(笑)癖がよくわかる・・・