
帰省中です」と言うと、実家に泊まっていると思われがちだけれど、最近はビジネスホテルを利用することが多い。
ちょっと贅沢かもしれないけれど、今年のお正月は本当にバタバタしていたし、たまには一人になれる時間も必要だと思うようになった。
ホテルの部屋は狭いけれど、誰にも気を使わなくていい空間。
テレビをつけるのも、消すのも、寝る時間も起きる時間も全部自由。
それだけで、気持ちがふっと緩む。
昨日は次女と少し早めに夕飯を食べ、その後は久しぶりにのんびりテレビを見た。
そういえば最近、「ただテレビを見る」という時間がなかったなと思う。
山口智子さんと林修さんの対談を見て、肩書きや年齢に縛られず、自分の感覚を大事にして生きている姿に胸を打たれた。
ああ、こんなふうに歳を重ねられたら素敵だな、と素直に思った。
今朝は朝活(というほど立派ではないけれど)で、筆文字のカレンダー作成。
道具を広げても誰にも何も言われないし、疲れたらそのまま休める。
「あー、至福の時間」って、思わず声が出そうになった。

その後は、毎年お参りしている寒川神社へ。
平日なのに、まだまだ人は多くてびっくり。
早咲きの桜はもう少し散っていたけれど、それもまた季節の流れを感じさせてくれた。
4月からはどんな仕事になるのか、正直まだ分からない。
しばらくは、こうして気軽にホテルに泊まることも難しくなるかもしれない。
だからこそ、「今」をしっかり味わっておこうと思う。
土曜日には、いつもの居酒屋で、時々お会いする方と少しお話をした。
奥様が脳卒中で要介護とのこと。たぶん年代も同じくらい。
立場は逆でも、大変さはきっと同じ。
ショートステイやデイサービスを利用しながら、基本は自宅介護だそうだ。
詳しいことは聞かなかったけれど、その日お会いしたのは、きっとショートに預けてホッと一息つける時間だったのだろう。
旦那はショートを嫌がるけれど、やはり必要な時間なんだと思う。
介護する側が倒れてしまったら、元も子もないのだから。
一人の時間、誰かと話す時間、立ち止まる時間。
どれも「贅沢」ではなく、生きていくために必要な時間。
そう自分に言い聞かせながら、また日常に戻ろうと思う。