介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

ぼやきながら、それでも前へ

 

強風の中、散歩に行くと富士山が見えました

新年も早10日。
「今年はきっとうまくいく」と思って始まったはずなのに、早くも波乱の予感です。

原因は、実家の相続問題。

弟は「実家は売らない」「共有名義も嫌」と言う。
じゃあどうするのかと聞けば、「話し合っても無理だから第三者に頼みたい」。
その第三者が行政書士さん。

……いや、まず話し合いじゃない?
何度考えても、意味が分からない。

母は生前、「私が死んだらこの家を売って、二人で分けてね」と言っていました。
でも遺言書はなし。
口では残してくれたけど、形には残っていなかった。
今になって、その重さを実感しています。

財産が多い少ないの問題じゃない。
遺言書は、気持ちを残すためにも必要なんだと痛感しました。

この話、旦那にも相談しました。
「それはおかしいよ」
「筋が通らないよね」
そんな仕草を見せる。

それだけでも、聞いてくれる人がそばにいるのは正直うれしい。
でも、じゃあ一緒に話し合いに行けるかというと、それは難しい。
代わりに動いてくれるわけでもない。

分かってはいるけれど、
共感のその先を頼れないもどかしさが、じわじわ残ります。

弟とは大人になってからほぼ交流なし。
母がいたから、なんとかつながっていただけだったのかもしれません。
そう思うと同時に、「もう少し厳しくしてくれていたら…」なんて、今さらなことも考えてしまう。

相続って、お金の話というより
人間関係と、立場の違いと、孤独が全部のしかかってくる話。

結局、決断するのも動くのも自分。
それが一番しんどい。

新年早々、なかなかヘビーなテーマを突きつけられましたが、
感情的にならず、抱え込みすぎず、
必要ならちゃんと第三者の力を借りる。
それも自分を守る選択なのかもしれません。

「きっとうまくいく」と信じて始めた今年。
どうやら今年は、
ひとりで抱えすぎない練習の年になりそうです。

ぼやきながら、深呼吸しながら、
それでも前に進んでいこうと思います。