介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

日帰り手術でした

ついに、眼瞼下垂の手術をしました。
先生からは「日帰りで、わりと簡単ですよ」と言われていたこの手術。
でも実際に受診してから手術日まで、なんだかんだで半年待ち。
“簡単”という言葉の裏には、意外と長い道のりがありました。

手術当日。
簡単とはいえ、やっぱりそれなりに大変です。
特に、まぶたに麻酔を打たれる瞬間。
「チクッとしますよ〜」と言われましたが、
いやいや、チクッじゃない。
心の中で小さく叫びつつ、なんとか耐えました。

そして術後。
まぶたの上にはしっかりガーゼ。
視界はほぼ“下方向のみ”。
そんな状態で、私は電車に乗って帰宅しました。
人の顔は見えないけれど、足元ばかりがやけにリアル。
ちょっとした修行のような帰り道でした。

駅ナカでお寿司を買い、無事帰宅。
冷蔵庫にあったものと一緒にテーブルに並べて、晩酌の支度。
「はい、今日はここまで」
そう自分に言い聞かせて、私は布団に入りました。

30分ほどして一度目が覚めると、
旦那が食べ終わったお皿を指さし、「片付けて」と言いたげな仕草。
そこで私は、
「今日ぐらい、自分で片付けて洗ってよ」
そう言って、再び布団へ。
そのまま夜中まで、ぐっすり寝てしまいました。

翌朝、恐る恐る台所へ行くと、
お皿はちゃんと洗ってありました。
正直、ちょっと驚き、ちょっと感謝。
やればできるんだよね、と思いつつ、
“私が動かない日”も、たまには必要なんだと実感しました。

こうして振り返ると、
「簡単ですよ」と言われた手術でも、
やっぱり生活は少し回りにくくなります。
この日は、旦那をショートステイにお願いしていた方が、
私も旦那も、もっとのんびりできたのかもしれません。

翌日、ガーゼは取れました。
が、そこに現れたのは、
縫ったあとがくっきり残る、枯れたようなまぶた。
鏡を見て、
「……フランケンシュタイン?」
思わず一人ツッコミ。



腫れの治り具合は人それぞれとのことなので、
今はただ、早く治りますようにと祈るばかりです。

「簡単」と言われても、
実際にやってみると、簡単じゃないことはたくさんある。
でも、そんな中でも
ちゃんとお皿が洗われていたことや、
自分がしっかり休めたことは、小さな収穫。

日曜日の今日、久しぶりに本格的な雨。散歩日和でなくて良かった。

今日もまた、
無理しすぎず、できたことをひとつずつ。
早くこのフランケンシュタイン顔とも、さよならできますように