
秋といえば「芸術の秋」「スポーツの秋」。
この季節になると、なぜか気持ちがそわそわして、身体も心も動きたくなります。
今月の土日は、筆文字の作品展によさこいのイベント。
準備や練習も重なって、ほとんど外出続き。
気づけば家にいる時間よりも、外の空気を吸っている時間のほうが長いかもしれません。
ありがたいのは、土曜日にはデイサービスがあること。
そのおかげで少し安心して出かけられます。
でも、日曜日は旦那が一日お留守番。
「ごめんね、今日も出かけるね」と声をかけるのが、毎週の恒例になってきました。
本当は、日曜恒例の散歩もしたいんです。
旦那と宝探し?しながらの散歩も、私にとっても大切な“いつもの時間”。
それができないことが、少し胸に引っかかります。
それでも、外で笑って、踊って、筆を持っている時間はやっぱり楽しい。
ちょっとふてくされながらも手を振って送り出してくれる旦那に感謝しながら、
帰宅後は「ただいま」より先に「ゴメンね」と言ってしまう私。
でも最近、ふと思うんです。
私が楽しそうにしている姿を見て、旦那も少しは安心してくれているのかもしれない。
今週は筆文字の作品展です。
思えば習字も絵もどちらかと言えば嫌いだった私が筆文字やパステルをやり始めたのは旦那の介護がはじまってからです。
もしかして介護がなければ出会っていなかったかもしれないこと。今は私にとって大事な生活の一部。不思議です。
だから今週も、しっかり楽しんで、
おみやげ話を山ほど持ち帰って、夜は笑顔で晩酌
きっとそのうち、「ゴメンね」より「聞いて聞いて!」の方が増える……はず?
