
昨日、私は初めてZUMBAのイベントに参加しました。普段のレッスンとは違い、広い会場に大勢の人が集まり、音楽も照明も一段と華やか。この日は普段のジャージ姿ではなくチームお揃いの衣装。今回は黄色とオレンジの目が覚めるような色合いです。

それを見た時の旦那の反応といったら――「えっ!そんな格好で踊るの?」と目をまん丸にして絶句。まるで紅白歌合戦のステージにでも立つつもりかとでも言いたげな表情で、目を丸くしていました、けれど会場に着けば、みんな同じように華やかな衣装で、会場全体がまるでカーニバルのよう。旦那があんなに驚いたのも無理はないけれど、そこで踊っている私は、普段の生活を忘れてすっかり解放された気分でした。
イベントの後には参加者でランチ会。先生が「好きなことができるのは本当に幸せですよね」と言ったとき、その言葉が心にストンと落ちました。ZUMBAを通して汗をかき、仲間と笑い合い、夢中で踊れる時間。それは私にとって大切な「生きている実感」そのものだと改めて思いました。
一方の旦那。デイサービスでの身体機能評価は少しずつ下がっていて、家族としては気になるところです。けれど本人はいたってマイペースで、「そんなことより今日も晩酌だ」とニコニコ顔。旦那の「好きなこと」は毎日おいしいお酒を飲むこと。それが今もできていることは何よりですが、その時間を少しでも長く続けてもらうためには、やっぱりリハビリにもうちょっと力を入れてほしい、と私は思わずにはいられません。
今日もそんな旦那と一緒に散歩に出かけました。道端には紅白の彼岸花が咲き、夏の終わりと秋の始まりを告げているよう。川沿いを歩いていると、ふいにカワセミの鮮やかな青い羽が視界を横切りました。その美しさに二人で思わず立ち止まり、「わぁ」と声をそろえてしまいました。小さな発見を一緒に喜べること、これもまた「好きなことができる幸せ」だと実感します。

旦那の「お酒」と私の「ZUMBA」。種類は違えど、どちらも私たちの生活を支える大事なエネルギー源。介護の日々の中で、好きなことを持ち続けることがどれほど大切か、改めて思います。だからこそ私はこれからも旦那にリハビリを促しながら、自分自身も遠慮なく好きなことに挑戦していきたい。そしていつか、旦那にも「えっ!」と驚かれるような新しい自分をまた見せられたらいいなと思っています。