介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

救急車から1週間

先週、実家の母を救急車で病院に搬送し入院となってから1週間経ちました。

わたしは実家まで往復3時間くらいかかるし、面会時間も短いので家に戻ってきてからは面会にいけていません。その間に弟や娘たちは何回か面会にいきましたが相変わらず食事はほぼ食べず、「早く死にたい」と言ってばかりなようです。正直どうしていいのかわかりません。でもわたしはまだまだ母は復活すると思っています。母にとって体が動かないことは死ぬより辛いのだと思います。でももう少し生きる気力をもってほしいです。

なかなか自分の思うように人生はいきません。先日美容院で読んでいた雑誌に92歳のシスター鈴木秀子さんのお話しが載っていました。その中に「老いは糖度いいタイミングでやってくる。それを否定せず受け入れていまを精一杯生きればその先には適切な未来がまっている」

思えば旦那も倒れてリハビリ病院に入院中は躁鬱状態で大変でした。自分の体の変化を受け入れるって難しいことだと思います。母は今強気否定、拒否の状況だと思います。がんばれとは言えない、言わない。でももう少し美味しいもの食べたいなとか思ってほしいです。

この1週間、旦那のケアマネさんが話しをいっぱい聞いてくれて今日は昔の友達と会いそれぞれの親の介護の話しを聞いたりできてとても気持ちが楽になりました。

久しぶりに会った友達もみなそれぞれに体調の変化あり「もう病気自慢だね?」と笑いながら話していました。病気自慢でいいからまた会おうと約束しました。

師走に入り本格的な冬になりました。空気も乾燥しています。乾燥は嫌ですが散歩中に富士山もはっきり見えました。寒いけれど夜空もきれいです。

建物の間に綺麗な富士山発見!