土曜日は基本的仕事は休み。旦那はデイサービス。リハビリ病院の退院時には自分の仕事が休みだから介護サービスをいれるのは可哀そう。などど思っていたが今思えばとんでもないことだ。土曜日に自分の時間を過ごせるからこの5年間やってこれたといっても過言ではない。
さてこの土曜日、久しぶりに事前からの予定はなかった。天気予報は晴れ。来週の土曜日はイベントのため出勤である。のんびり家で過ごせばいいのだが駅前でとても便利なこの我が家は住み心地は良いのだがどうしても介護をしている現場のようでなんとなくのんびりとした雰囲気にはなれない。天気がよければ緑の綺麗なこの季節は外にでたい。GWに葉祥明さんの美術館前でキッチンカーを出していた方が鎌倉の奥地?でカフェもやっていると知り、とても行きたくなった。この日はハンドドリップの珈琲ワークショップも行うとのこと。しかし、地図を調べても自分で行ける感じがしない。車は不安なので電車とバスにしようかと思ったが、バス停から15分歩くとのこと。そうだ、自転車は?と思い調べると自宅から約8.3キロで43分と出た。自転車なら道に迷ってもどうにかなるだろうと思い。自転車で行くことにした。先日せっかくパンクを修理したし久しぶりに少し遠出しよう!
この日は旦那のデイサービスのお迎えも早かったのでその後すぐにわたしも家をでた。途中までは順調でナビによればあと3分のところまできているが、この先は住宅地のようで全くわからない。通りかかった薬局で道を尋ねると新設に詳細な地図をもってきてくれた。「この辺りは袋小路だから1本間違えると大変だよ」と丁寧に説明してくれた。そして走り出すと電話がなった。少し前に道がわからなくなったのでオーナーさんに電話をしておいたので折り返しの電話だった。どうやら道は間違っていないようだ。そしてさらに奥に行き、電信柱の番地表記をみるとこのすぐそばのはず。でも本当に普通の静かな住宅地である。しばらく辺りを走っているともう1回電話がなった。「もしかして今うちの前を通りましたか?〇〇と表札でているところです」とのこと。そんな感じで43分よりは時間かかりましたが無事にたどり着きました。
遠くのやさしい庭 かわいい看板が奥に見えました
車庫を抜けるとそこは緑豊かな素敵なお庭。庭には風が気持ちよく注ぎ。その横にあるログハウスもとても素敵でした。この日はマンツーマンでハンドドリップの入れ方を教えていただきました。
毎日自分で珈琲をいれているけれどこんなにのんびりとした気持ちでいれる珈琲の味は全然違いました。
その後美味しいランチをいただきました。どれも体に良さそうなものばかり、そして住宅地とは思えない静かな場所で緑を見ながら食べるランチ、贅沢です。
ランチの時にもうひとり来られた方が、なんと自宅がすぐそばでした。ランチの間地元トークで盛り上がりました。凄い偶然です。ランチの後、少し余裕をもって帰ろうと思い帰路につきました。また絶対に来たい場所となりました。裏には山もあるので今度はハイキングもかねて来ようと思います。
さて帰りは下り坂が多いし行きより楽だな?と思っていたら鶴岡八幡宮の人の多い所を過ぎたあたりでタイヤに異変が・・・・
「えーパンクしている」直したばかりで安心していたのだが後輪のタイヤはペシャンコである。この先まだまだ家までは長い。先ほどの場所に戻るにはまた上らなくてはいけない。頭の中には色々なことがよぎる。ひとりならいいがとにかく夕方までには自宅に戻らなくてはいけない。鎌倉駅は比較的近くだが自転車を放置できない。少し歩きお土産屋さんの人に近くに自転車屋さんはないかと尋ねると「小町通りを駅方面にいけば駅の近くにはあるとのこと」GWが終わったとはいえ小町通りはすごい人込みだ。しかしどうにかしなければいけない。わたしはパンクした自転車を押しながら小町通りを歩いた。本当にすごい人。この中自転車押して歩くひとりのおばさん。絶対に周りの人は迷惑だよな。と思いながら必死に歩く。「あったー」お土産屋さんや飲食店が立ち並ぶ中に昔からあったと思われる自転車屋さん。わたしには神のように思えた。30分ぐらいかかるとのことで辺りを少し歩いたが人が多いしどの店に入ることもなく戻った。
本来ならタイヤ交換したほうが良いようだがタイヤの在庫がないとのことでとりあえずパンク修理。やはり暫く乗っていなかった自転車はもっとしっかりとメン手ナンスしなくてはいけないと痛感した。
無事帰宅した時は汗だく。暑さだけでなく冷や汗もあったかな。まだ旦那の帰宅まで少し時間があったので急いでお風呂に入った。
色々あった土曜日。色々な出会いや出来事が盛沢山(笑)
結局、往復で20キロ走ったかな?自分にお疲れ様でした。