介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

月1回の休養日

実家近くの田んぼの横を歩くと落ち着きます

ダンナには月1回ぐらいのペースでショートステイを利用してもらっています。1泊だけではありますが私にとっての休養日となります。最近はこの日を利用して実家に行くことが多くなりました。87歳になった母は元気ですが耳が遠くて電話での会話も難しいので出向くことで会話することができます。コロナ禍でオンラインでの会話なども進んでいますが、ネットを一斉利用しない母にとっては会って顔を見せることも親孝行かな?と思います。今月は父のお墓詣りも兼ねて実家に行ってきました。

自宅からお寺までは車で1時間半ぐらい、そこから実家が30分ぐらい。日帰りでも可能な距離ではありますが、やはり夕方の帰宅時間を気にせず外出できると気分が違います。実家に行ったからといって特別なことはしません。娘たちも近所にいるので時々会っています。でも母も娘たちもそれぞれの生活ペースが違いますしみんなでどこかに行ったり食事したりするわけでもありません。娘たちと会うときは一緒に食事したりすることもありますが、実家では食事もほぼ別です。母とは食事する時間帯も違うのでお互い食べたい時間に食べています。食事の支度はしてもらっていますが・・・それでいいの?と思われてしまうかもしれませんがお互いにそれでいいんです。たまに顔見せて会話できれば、後はお互いのペースを崩さずに過ごしていることが休養です。今の実家は私が若い頃に過ごした家ではありませんが、行くと何かのんびりできる場所です。父が生きていた頃は厳しい父に出戻り娘は色々と注意されていたのであまりゆっくりとは行けませんでした。今になってやっとのんびりと行けるようになりました。最近はほぼ月一で行っているので母が私専用にとスリッパを用意してくれていました。

特別な親孝行はできないけれど、また顔を見せにいきます。そしてそれが私の大事な休養日になります。

ダンナはどうしてもショートステイだけは慣れてくれず毎回嫌がりますが渋々とした顔になりながらもなんとか利用してくれています。