介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

ずっと一緒にいるために

実家に帰りました。近くの田んぼにはシオカラトンボが

ダンナは病気の後遺症の関係で歯肉炎が進行していることもあり、歯にやたらと食べ物が挟まるようです。それは多くの人にあることですがそれをとるためにやたらと指を口にいれます。せめて爪楊枝にしてくれとテーブルにおいても使ってくれません。それなのに食卓に置く皿の位置、薬をいれてるケースの位置などミリ単位?で調整する神経質な性格。自分なりの法則?があるようですが、そのほか糸くず、ホコリなどちょっとでも洋服についていたらなくなるまで必死で探してとる。全然関係ないかもしれないけどすごく細かいことまで気にしている人が食事中にやたらと指を口にいれる。病気だから仕方ないと諦めるしかないのかな。もしかしたらこんなに気にしているのは私だけかもしれない。歯医者さんにも相談したら楊枝でとれるよね・・・と言われたけど結局使わない。こんなにダンナのすることで嫌と思ったことが今までになかった。どうしよう。食事は毎日のこと。これじゃ友達と一緒にご飯食べるのも嫌になる。本人にはデイでもそんななの?と聞いたらそうだとうなづく。とりあえず、デイの方にも確認してみよう。仕方ないことかもしれないけどどうにかしたい。

先日、脳卒中の当事者や医療関係の方が同席される会にオンラインで参加させていただきました。考えてみると家族の方とお話ししたことはあっても当事者の方のお話し、まして医療従事者の方のお話しを聞くこともなかったのでとても有意義な時間でした。

ダンナはまだまだ話すことが難しく本人の本当の気持ちは正直わかっていません。すごい回復をしていらっしゃる当事者の方の話しを聞いてすごい!と思い、その反面いけないと思いつつダンナと比べてしまった自分がいる。

その人にどう寄り添うかが大事。ひとり、ひとり思いは違うし家族と当事者の思いも違う。これから先ダンナにどう寄り添うべきか。ずっと一緒にいるためには我慢も必要か?いやいやとことん話し合おうか?ダンナとちゃんと会話できるようになる日を信じて隣りでもがいていようかな。