介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

体と心は反比例?

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イチョウもだいぶ色づいてきました

脳出血の発症から2年10か月

あんなにおしゃべりだった旦那が

失語症という後遺症になり

会話もままならなくなった。

入院時はテレビを見ることもなく

笑うこともほとんどなかった。

退院してからは少しずつだが

今の生活にも慣れ、

リハビにより少しずつ言葉もでるようになった。

最近は言語リハビリの調子がよく

STさんからも「成長株」

褒められることも多い。

本人も以前より、

発語しやすくなっているのだろう。

そうすると、自分の思いを

もっと人に伝えたくなる。

当たり前の事だが、その思いか

強くなるほど一生懸命話すのだが

いくら回復してきたといっても

まだまだ通常の会話はなりたたない。

訴えている事が

わからないとはっきりと

「わからない」と言って

会話を中断してしまう私に

ムッとした表情をする。

わたしが旦那の立場だったら

確かにせめて身内には

自分の思いをしっかりと

わかってほしいよね…

そうなんだけど

それがわからない

こちらも辛い…

そんな状態が続いてきたら

何故かどっと疲れてしまった。

旦那の状態が良くなれば

自然とこっちも元気になるのかと

思っていたけど

もっと奥深いんだな・・・

体の状態が良くなれば

本人ももっと欲がでてくるし、

介護する側も

もっとできるだろ

と欲がでる。

お互いのそんな思いが

上手く比例してくれれば

いいのだが

体の状態が良くなったからと

いって心の状態がかならずしも

よくなるわけではない。

でもこれはマイナスなことではなく

本人も私も

もっと良くなる

もっとできる

という向上心があるから。

ゴールがないから

葛藤もある。

疲れたら休みながら

進んでいくしかない。

言葉の状態は良くなっていますが

寒くなってきたので

足が冷え冷えで内反足がひどい。

足がポカポカする

靴下を捜しています。

足も心も

少しでも暖かくなるように

冬の過ごし方を考えていきます。

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クリスマスまで1か月ちょっとです