先週は平日に1日休暇をとって
パステル画の講座に参加してきました。
シニアチアのワークショップの2回目も参加
良い気分転換となりました。
旦那の介護をしながら
自分の好きな こともやる。
先週も書きましたが
介護者だって自分のために
やりたいことを後ろめたさを感じず
できるようになってほしい。
でも私が今自分のためにも
時間を使えるのは今の職場だから。
数年前まで働いていた会社では
絶対に無理でした。
前職のブラックな会社
前職は従業員10名ほどの小さな会社
当時はシングルマザーで二人の子供を育てながら
働いていたので家から近いというのが
一番の条件
働き始めた当時は子供がまだ小学生だったので
子供を見送ってから出社できたのが魅力でした。
しかし小さい会社で従業員はギリギリの人数
休むということがとても難しく
子供の授業参観も仕事を抜け出してまた戻り
親族の葬式さえ行ったあとに戻ったりしました。
当然あるはずの有給も
社長が
「うちの会社は有給は年5日繰り越しなしだから」
？ですよね。
でもわたしより何年も前から働いている人もそれに従う。
私は何度となく労働基準法と違うと伝えましたが
聞く耳なし。
辞める間際には休みが多くなった私に
「最近休み多いね。精勤手当はなしだからと
給料を減らされました。」
休みが多いといっても月2日ほど
そもそも休むということを
異常に嫌がるので
休まなくてはいけない時は
常に心臓がバクバクするほどの緊張で
伝えていました。
今考えれば
立派な？パワハラです。
就業時間も9時から17時半だったのに
ある日突円
正社員は8時間労働だから
18時までにしないとおかしいよね。
と言い出す。
そんなことないし納得いかなかったが
そういえば書面で雇用契約を
結んでいなかった。
当時の求人広告もとっていなかった。
それは私に手落ちがあった。
しかし18時までだと色々都合が悪かったので
朝、8時半までにくるから17時半で帰るということで
了承を得た。
でも18時までやったから残業がつくわけでもないし
とにかく定時で必死に帰っていました。
昇給ありとあったが
直談判しないと昇給なし
賞与はあったが
何日に出て
どのくらいでるかは当日にならないと
わからない。
当時は（今でも）仕事がなくなる、働けなくなる
ということがとにかく怖くて
ここを辞めてもこれといった資格のない
40過ぎのおばちゃんの再就職は難しい。
ととにかく子供が卒業するまではと
我慢しながら働きました。
ブラック企業とはわかっていても
その当時に私にとって
なんとか生活できる給料をもらい
子育てできていたからです。
子供二人が同時に社会人になるのを機に
真剣に転職を考え
今に仕事に採用が決まってから
退職したいと申し出ました。
約10年働きました。
入社した時に10年勤めれば退職金も出す
と言われたので思い切って
「退職金もらえますよね？」
と伝えました。
私より前に辞めた方は10年以上勤めても
退職金もらっていなかったのこれは
こっちから言わないともらえないな
と思ったからです。
社長は少し驚いた表情ではありましたが
「わかった規定の金額を入金するよ」
と言われました。
規定とはいうものの
それは社長の判断。
とにかく全て社長が決めていました。
専属の税理士さんもいましたが
結局は社長が全て。
それでも最後に少しでも退職金が
もらえてよかったです。
今の職場は
今の仕事は会計年度任用職員と言われる
臨時の公務員です。
1日6時間労働で週5日
年休（有給）もあるし昨年からは
短期介護休暇も有給になった（年5日）
旦那がリハビリ病院から退院した時は
介護休暇を20日ほどとったが
その後介護休業給付金を申請して
受取ることができたのでそれほど困らなかった。
収入は前職より減ったが、
それは承知しての転職だった。
でも働いている時間から自給換算したら
前職より多いかもしれない。
前職はデスクワークだったのに
今はがっつり肉体労働
なんで？と聞かれるが
体動かすのは苦ではないし
とにかく気兼ねなく休める仕事に
つきたかった。
旦那と再婚したのは
転職した後だが
自宅介護するにあたって
もちろん悩みはあったが
この仕事なら
なんとか働ける。
そう思っていた。
前職での反省
シングルマザーとして働くには
色々と問題があるのも事実。
つい採用されてよかったと
何も気にせず働いていた。
でも
就業規則がある
書面で雇用契約を結ぶ
という本来なら当たり前の
ことはしっかりと確認してから
働かないといけないな
と思いました。
あと半年ぐらいで還暦・・・
20歳のころは還暦には
悠々自適？な生活がおくりたいな
と思っていましたが
それは幻・・・
少しでも長く働き
自分の好きなことをできる時間も
確保できるようにしていきたいです。
