介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

観音様に見守られて

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早いものでもう5月。

今年も3分の1が過ぎました。

4月に新しい職場に異動になって

1か月。

マスク姿ということもあり

なかなか顔と名前が覚えられませんが(汗)

少しずつ慣れてきました。

旦那の介護があるので、できる限り近くに

してほしいと頼みこんだ結果

朝は30分近く出る時間が遅くなりました。

ただ旦那は自分のペースを変えないので

以前と同じ時間に起きてご飯待っています。

それでも時間に余裕ができたので

だいぶ助かっています。

 

今の職場に行くのに利用している

バスターミナルの横には

大船観音があります。

駅からバスターミナルまで

少し距離があるのですが

ふと顔を上げると

観音様の優しい

微笑みが・・・

仕事行きたくないな・・・

寝不足で眠いな・・・

疲れて辛いな・・・

と思う出勤時

「いってらっしゃい」

「無理しないで」

「あと1日」

などど

優しく話しかけてくれて

いるように感じます。

駅からこんなに立派な観音様が

見えるって

なかなかないのではないでしょうか?

大船観音は駅から歩いてすぐなのですが

短い距離とはいえ

急坂です。

旦那が倒れる前に1回だけ

一緒に行きました。

歩くのが嫌いな旦那を

歩かせて、観音様のところで

小さなお守りを買いました。

今度、そのお守りを奉納して

新しいお守りを買おうかと

思っています。

 

もうすぐ、母の日です。

デジタルなものは持たない母とは

最近では手紙のやりとりです。

手紙と言っても

私は伝筆で書いたカレンダー

と一言メモ

母もそのお礼と一言。

長い文章はありませんが、

このご時世。

デジタルもいいけど、

アナログもなかなかいいものです。

 

旦那の母とはもう1年以上会えていません。

多分、私の事はわからないと思います。

旦那は会いたくて仕方ないようです。

高齢者や障害者にとっても

コロナ禍はとても重くのしかかってきます。

義母にとっても旦那にとっても

顔を見ることで元気がでると

思うのですが…

早く安心して会えるように

なるといいなと思います。

 

この連休は旦那が1泊でショートステイに

行ってくれたので同じ県内に住む母の

所へ車でいきました。

手紙のやりとりはしていますが、

リアルに会ったのは久しぶりです。

元気だけど、

耳の遠い母とは

電話では必要な事しか話しません。

やはり、リアルで話せる事が

嬉しいようで

ずっと話していました。

コロナももちろん心配ですが、

デジタル社会に参加できない人の

孤立や、認知も心配です。

家の中でもマスク会話。

本当は外出しないことがいいの

だろうけど…

デジタル社会にしていくのなら

それに参加できない人の

サポートも必要だな

と思いました。

 

母の優しい顔も

観音様のようです。

休み明けはまた

観音様を見て

通勤します!