介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

介護を学ぶ理由はあるか?

あっという間に今年も残り3か月。

暑い、暑いと思っていたら

朝晩はかなり冷え込み

スーパーには鍋関係の物が並び

年賀はがきの申し込み書がポストに・・・

1年早い。

旦那が倒れてから1年8か月。

なぜかこのことに関しては

すごく時の流れがゆっくりな感じ。

在宅になってからはまだ

たった1年2か月。

脳卒中の人の後遺症に関しては

人それぞれ。

正直私も倒れた直後は

今後のことを考えると不安しかなかった。

今でもそれは同じだけど

不安の中にもちょっぴり

希望?ももてるようになったかも。

 

当初、リハビリ病院に入院している間に

もっとよくなって車いすは

いらないんじゃないかな?

なんて甘い考えをいだいていたが

現在はほぼ車いす。

デイケアで歩行訓練はしているものの

入院中からの進歩は、ほぼない。

そのことに少しイライラしたが

逆に現状維持?してると考えれば偉い。

本人にはそんなこと言わないけれど。

 

私は入院中に初任者研修を受講し。

退院後に福祉住環境コーディネーターの資格をとり

今回は福祉用具専門相談員の資格のために研修を受講した。

介護の世界は人手不足。

初任者研修は私以外にも家族介護のために受講していた人が

いたが今回の研修は私以外の人は全員仕事に必要な

ための受講でした。

私も今は旦那の介護だけで精一杯だし

今の仕事もすぐにやめる気はない。

だけどこの先を考えたら

これらの資格を生かした仕事もできるかも

しれない。

とりあえず今は旦那のために役立てば?

と取得したが

勉強しているときは案外楽しかった。

もしかしたら

在宅介護という現場から逃れて

勉強という場所にいる自分を

楽しんでいたのかもしれない。

でもそれなら自分も楽しめて

旦那の介護にも役立つので

一石二鳥?

そして現実は甘くはないけれど

介護に対する考え方も昔とは

全然違っていることをどの研修でも感じた。

よく出てくる言葉が

尊厳

要介護になったからって

人はみなその人らしく生きる権利があるんだよね。

そして介護者の介護の軽減も

よく言われること。

そんなこと言っても

在宅介護は家族にとって

すごく大変なこと。

簡単に軽減されるものではないけど

今は介護のプロに頼めること頼んでも

誰も何にも言わない(はず)

利用できるものはどんどん利用して

介護者の尊厳

しっかり守っていきたいですね。

でも限界もあります。

お互い無理もよくない。

信頼できる相談者(介護のプロ)

がいるとありがたいですよね。

私の場合

他に頼れる親族がいないので

なんか色々と学んでおきたかったのかもしれません。

介護者の立場と

介護のプロの立場の

両方のことを知るのは

無駄にはなりません。

そして今の介護は

自立も大切

できることまでやってあげることは

本人のためにならないし介護者の負担も増える。

旦那は依存する傾向が強かったので

最近は少し厳しく?しています。

でも本人も以前よりやる気を

出してくれている感じがします。

昨日は研修から帰宅したら

中秋の名月が

そしてどこで上がったかも知らないのですが

花火も上がってお月さまとコラボ!

夜空に癒されました。

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