介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

車いすと雨とわたし?・・・

今日もわたしたちが住んでいる関東地方は雨です。

梅雨だから仕方ありません。

髪の毛が天然パーマの私は

この梅雨時が苦手・・・

(得意な人は少ないかもしれないけど)

でも今は前にも増して苦手になりました。

というより困ります。

それは主人が車いすでないと外出できないからです。

梅雨時の天気予報はなかなか難しいのか

1週間前の予報と前日の予報ではかなり

変わっていることも珍しくありません。

先週から主人は市で主催しているリハビリ教室に通いだしました。

デイケアやデイサービスと違い

現地までは自力でいかなくてはいけません。

主人の場合現段階で自力だけで外出することは

困難なため障害者サービスの

ガイドヘルパーさんを

頼めることになりました。

リハビリ教室の会場は毎回違うため

少し遠い場合には

 介護タクシーを利用することに

決めたのですが、

車いすを押して徒歩数分の場所の場合

ポンチョを着て歩いていく

介護タクシーを頼むのか

微妙な距離です。

当日の3日前ぐらいの天気予報では

晴れだったので安心していたら

前日の天気予報では雨マークが・・・

自分で連れていくわけではないので

余計に気なる天気。

当日の朝。

私が出勤するころには土砂降りであったが

9時ごろには止むという天気予報を

信じて介護タクシーは頼なかった。

結局、行くときに少し降られたようだが

帰りは雨も完全に止み、

無事に参加することができた。

ほっとしたが二日間どうしたらいいか

天気予報ばかり気にしていた・・・

 

そして今日は午前中、

主人の髪の毛をカットに行く予定でした。

案外?身だしなみを気にする主人は

定期的に髪をカットしないと

納得しないタイプなので

今日は絶対に行くといって聞かない。

いつも行っている美容室は

目の前なので歩いても3分くらいである。

しかしその3分も土砂降りだと

考えてしまう。

ポンチョ着て行っても

びしょ濡れの状態で店内に入ることは

お店にも失礼になる。

帰りに降られた場合はどうにかなるか

行くときから土砂降りではやはり難しい。

かと車で行く距離でもない。

天気予報を見ると午後には止みそうなので

電話して午後に変更してもらった。

天気予報通り、午後には雨があがり

無事に髪をカットできた。

この美容室も福祉美容室で車いす

のままカットしてくれるし、

退院してからは毎月通っているので

今日の変更も快く対応してくれた。

帰りには日曜日の恒例?

河原の散歩もできた。

川を見てかなりの雨量があったことが

わかった。

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雨の日の車いす移動は

色々と大変なことも多い。

本人は元々の性格なのか

高次脳機能障害もあるのか

なんでも予定通りにしないと

気に入らないようである。

誰でも好きで車いす生活になったわけでは

ない。

でも私は心のどこかで

車いすだから周りに迷惑をかけてはいけない。

と思っている。

そんな時に

ガイドヘルパーさんの

「大丈夫、雨でもポンチョ着ていけるし

土砂降りの時もどうにか車手配しますよ」

という優しい言葉。

美容室の方の

「雨なので心配していました。

午後も空きがあるので大丈夫ですよ」

という優しい言葉。

その一言に助けられる。

介護者にとっての一番の癒しは

人の優しさであると実感した。