介笑スマイル!「笑顔は介護の力になる」

脳出血のため中途障害者となった夫と介護する妻の今までとこれから

新型コロナウイルスによる面会禁止の影響が怖い

今日は主人の通院日でした。

今は3か月おきの通院なので

前回は去年の年末でした。

 

そのころはまだコロナウイルス騒ぎもなく

そろそろインフルエンザが流行りだしたころだったと

思います。

 

病院の伝言板にも

インフルエンザ流行

手洗い、うがい、マスクのエチケット

マスクは自販機でも購入できます

とは張ってあったような気がしますが・・・

3か月後の今日は

 

面会禁止

マスク売り切れ

 

この3か月の世の中の変化に

驚いてしまうことばかりです。

昨日、買い物に行ったドラッグストアでは

体温計まで売る切れていました。

 

主人が診察を受けた外来病棟は

ほとんどの方がマスクをしていること以外は

平常とあまり変わりない感じでした。

でも受付の面会禁止の張り紙

先月始めに義父が入院したときは

面会できたのに

この1か月で事態は急速に変わっていました。

 

1年前の主人がちょうど

今日診察してもらった急性期病院から

リハビリ病院に転院したころです。

急性期病院は面会時間に案外厳しく

あまり長い時間はいけませんでしたが、

仕事帰りには必ず寄っていました。

 

リハビリ病院に転院してからも

仕事帰りにバスを乗り継いで

毎日行きました。

リハビリ病院は面会時間が緩やか?で

家族は午前中から大丈夫でしたし

リハビリの様子を見たいので

休日にはかなり長い時間滞在していました。

毎日主人の様子を確認できること

リハビリや介護のスタッフさんと

直接お話しができることで

私自身もとても助けられました。

まだ自分の状態の受容ができていなかった頃の主人は

私が行くとあたり散らしていた時期もありました。

主人のことを知った友人は

遠くからもお見舞いに来てくれました。

リハビリ病棟は長い間、

そこに拘束それ、きめられた時間にリハビリをする

ありがたい場所ではありますが

患者にとってのストレスは大きいと言われました。

それでも家族や友人のお見舞いは

大きな力になります。

家族も日々の変化を知り、安心したり

心配したり・・・・・

 

主人が入院していたリハビリ病院のHPを見ると

やはり面会禁止でした。

着替えなどの相談も電話でとありました。

 

リハビリで一番辛いときに

家族にも会えない。

家族もその様子もわからない。

今、世界的にコロナウイルスの感染が怖いことは

わかっていますが、

患者にとっても、家族にとっても

そして病院のスタッフさんにとっても

とてつもなく辛いことだと思います。

 

今はメールやLINEなどの通信手段もありますが

主人も入院時は障害により自分でスマホの操作はできませんでした。

入院されている方の多くはそうのような通信ができないかもしれません。

 

転院したころの主人はまだまだ心を閉ざしていました。

それでも、病院のスタッフさんや友人たちに

力をもらいなんとか頑張っていました。

 

今、同じような方たちがどのような気持ちで

いるのかと思うととてつもなく心配になります。

 

私だったら毎日病院へ電話してしまうかもしれない・・・

でもそんな不安を抱いているのは自分だけじゃない・・・

 

感染症ももちろん心配だけど

心の問題は後々まで影響していきそうなので

それも怖い

 

本当に1日も早く平穏な日々が

やってくることを祈るしかない。

今日は晴れたり曇ったり

でも青空も見えました

f:id:zunzun504:20200316185010j:image

 

桜の開花とともに

収束に向かってほしい